dynabook C5 P1C5ZPES レビュー 主な特徴・メリット・デメリット・スペック・実機評価まで徹底解説したい。
P1C5ZPES は、dynabook Cシリーズから2025年9月に追加されたエントリークラスのスタンダードノートPCである。第13世代 Intel Coreプロセッサーを搭載し、日常使いから学業、ビジネス用途まで幅広く対応できるバランス型モデルとして位置づけられている。
dynabook C5 P1C5ZPES レビュー デメリット
dynabook C5 P1C5ZPES レビュー
dynabook C5 P1C5ZPES は、日本メーカーならではの堅牢性と使いやすさを重視した16型ノートPCである。
第13世代 Intel Core i3 プロセッサーを採用し、Web閲覧や文書作成、オンライン会議といった一般的な作業を快適にこなせる性能を備える。
特に評価されているのが、長時間作業でも疲れにくいキーボード設計、16型の見やすい大画面ディスプレイ、そして国内メーカーならではの信頼性とサポート体制だ。自宅やオフィスでの据え置き利用を中心に、必要に応じて持ち運びもしたいユーザーに適した1台と言える。
主な特徴
- 第13世代 Intel Core プロセッサー搭載による安定した処理性能。
- 16.0型・16:10比率の大画面ディスプレイで作業効率が高い。
- 堅牢性を重視した安心感のある筐体設計。
- Webカメラシャッターなど、プライバシー配慮機能を搭載。
メリット
- パフォーマンス：第13世代 Core i3 により、事務作業やWebブラウジングは快適。
- 視認性：16型ディスプレイは複数ウィンドウ作業や資料閲覧に適している。
- 耐久性：dynabook伝統の堅牢設計で、安心して長期間使用できる。
- セキュリティ：TPMやWebカメラシャッターを標準装備。
- キーボード：日本語入力に最適化され、打鍵感の評価が高い。
デメリット
- グラフィック性能：外部GPU非搭載のため、動画編集や3Dゲームには不向き。
- 携帯性：16型・約1.85kgのため、毎日の持ち運びにはやや重い。
- 価格帯：同等スペックの海外メーカー製と比べると割高に感じる場合がある。
スペック / 仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | P1C5ZPES |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | インテル® Core™ i3-1305U プロセッサー（第13代） |
| メモリ | 16GB PC5-41600（DDR5-5200）対応 SDRAM デュアルチャネル対応 |
| ストレージ | 256GB SSD（PCIe 4.0対応） |
| ディスプレイ | 16.0型ワイド（16：10）WUXGA 高輝度・広視野角 TFTカラー LED液晶 （ノングレア）（省電力LEDバックライト） 1,920×1,200ドット |
| 光学ドライブ | 非搭載 |
| Webカメラ | 有効画素数 約92万画素（Webカメラシャッター付き） |
| インターフェース | マイク入力/ヘッドホン出力端子×1、USB 3.2（Gen1）Type-Aコネクタ×3（うち1つはUSBパワーオフアンドチャージ機能付き）、Thunderbolt 4（USB4 Type-C）コネクタ×1（PD対応）、LAN（RJ45）×1、HDMI出力端子×1 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E（IEEE802.11ax）（2.4Gbps）+ IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠 |
| 質量 | 約1.85kg |
| バッテリー駆動時間 | JEITA 2.0基準で5時間 充電時間：2.5時間 |
性能
- CPU性能：日常用途ではストレスを感じにくく、マルチタスクにも対応。
- ストレージ性能：PCIe 4.0対応SSDにより起動や動作は軽快。
実機レビュー（総評）
dynabook C5 P1C5ZPES は、16型の大画面と安定した基本性能を兼ね備えた、据え置き用途に強いスタンダードノートPCである。約1.85kgという重量は軽量とは言えないものの、自宅内移動や短時間の持ち運びには十分対応できる。
特に評価できるポイントは以下の3点だ。
- キーボードの完成度：長時間の文章入力でも疲れにくい。
- 動作の安定性：発熱や動作音が控えめで安心感がある。
- メーカー信頼性：国内サポート体制による安心感。
おすすめユーザー
- 大学生・専門学校生：レポート作成やオンライン授業用PCを探している人。
- ビジネスユーザー：自宅・オフィス中心で使うメインPCが欲しい人。
- 16型の見やすい画面を重視するユーザー。
- 国内メーカー製の安心感を求める人。
よくある質問
Q. dynabook C5とC6／C7の違いは？
A. 主にCPUのグレードや搭載機能が異なる。C5はCore i3を採用したバランス重視のエントリーモデルで、C6・C7はより高性能な構成となる。web閲覧、動画視聴、オフィス等の使用におすすめで適している。
Q. メモリやストレージの増設は可能？
A. 増設自体は可能だが、ユーザー作業は保証対象外となる場合がある。購入時に必要な容量を選択するのがおすすめ。32GBまで増設可能となっている。
Q. ゲーム用途に使える？
A. 軽量な2Dゲーム程度であれば可能だが、本格的な3Dゲームや高負荷用途には向かない。
