急増するインターネット人口

日本のインターネット人口は2006年2月調査時点で7,361万9千人になりました。その8年後の2014年12月末時点のインターネットの普及率(過去1年間にインターネットを一度でも利用したことがある人の率)は82.8%・利用者人口は1億0018万人になりました。

この爆発的な数値は、日本に限らず世界が同様の数字になっています。

ちなみに、2016年のインターネット利用者数2は、2015年より38万人増加して1億84万人、人口普及率は83.5%(前年比0.5ポイント増)となっています。
総務省|平成29年版 情報通信白書|インターネットの普及状況

情報発信する手段が「ネットを使って」はもう欠かせないツールではなくもはや必須ツールとなりました。ホームページもブログなどを活用して、さらにフェイスブックで、さまざまな形で発信できるようになりました。企業はSNSのシグナルを無視できなくなり、ヒット商品を出すには多くの人の口コミやネットに溢れる情報からキラリと光るものをつくるのが難しくなりました。

弊社が創業した平成14年は、まだまだホームページを作成しても集客できないお客様が多く制作費も割高に感じる方が多かったように思います。現在(平成27年)は、ある程度、ターゲットにするお客様の属性が明確で、コンバーションしたいキーワードも具体的なお客様が増えており、最初からサイト設計が具体的で余計なページ、コンテンツは不要とするサイトが多く見られます。

弊社では、不動産DBをはじめとして、CGIを使ったSEOに強い動的サイトの作成を行っています。個別ページ、いわゆる商品ページやサービスページは、csv形式をhtmlで出力し、検索キーワードに対しては動的に出力するサイトの構築を行っています。

ひとつの商品、サービスページを作成したらサーチコンソロールで丁寧にインデックスさせ、それに関連した内製化のブログからリンクを貼るという方法が一番コストがかからないことも最近わかりました。膨大なサテライトサイトの作成をするぐらいならTGページにコンテンツを追加して内部リンクで丁寧にまわしてCVさせたいページに誘導するのが適切です。

ストイックに利益率を重視するお客様の中には、限られた経営資源を「稼ぎ出すキーワード」に絞りロングテールを拾うという一般のSEO対策は行わない傾向です。ロングテールは、分母は大きいのですが、全体の利益率を考えるとかなり低いものになってしまうからです。