Lenovo Legion Go Gen 2 レビュー 取り外し可能なLegion TrueStrikeコントローラーは、Lenovo Legion Goシリーズの大きな特徴のひとつである。
本体の左右に装着されたコントローラーはワンタッチで取り外すことができ、据え置きゲーム機のようにテーブルモードでプレイすることも可能。
さらに右側コントローラーはスタンドを使って縦に立てることで、マウスのように操作できる「FPSモード」に対応している。シューティングゲームやストラテジーゲームでは、通常のゲームパッドよりも直感的で精密な操作が可能になる点が魅力。また、背面ボタンや高精度スティックなども備えており、携帯機でありながら本格的なゲーミング操作を実現している。
Lenovo Legion Go Gen 2 レビュー|OLEDディスプレイとRyzen Z2 Extreme搭載の最新ポータブルゲーミングPC
Lenovoの最新ポータブルゲーミングPC「Legion Go Gen 2」は、前モデルで高く評価された8.8インチの大画面ディスプレイという特徴を維持しながら、弱点を大きく改良した次世代モデルである。
最大の進化ポイントは、IPS液晶からOLED(有機EL)ディスプレイへの変更と、AMD Ryzen Z2 Extremeプロセッサーの搭載だ。さらに、32GBの大容量メモリと74Whrの大型バッテリーを採用し、AAAタイトルも快適にプレイできる性能を実現している。
本記事では、Lenovo Legion Go Gen 2のスペック・性能・メリット・デメリット・前モデルとの違い・おすすめユーザーまで、購入前に知っておきたいポイントを詳しく解説する。
主な特徴とスペック(Gen 1との違い)
Lenovo Legion Go Gen 2では、ディスプレイの刷新やメモリ容量の増加、バッテリー強化など、ハードウェア全体が大きく進化している。
| 項目 | Legion Go Gen 2 | 前モデル(Gen 1) |
| CPU / APU | AMD Ryzen Z2 Extreme / Z2 | Ryzen Z1 Extreme |
| ディスプレイ | 8.8型 OLED (1920×1200) | 8.8型 IPS (2560×1600) |
| リフレッシュレート | 144Hz / VRR対応 | 144Hz |
| メモリ | 最大32GB LPDDR5X-8000 | 16GB LPDDR5X-7500 |
| バッテリー | 74Whr | 49.2Whr |
| OS | Windows 11 / SteamOS(一部) | Windows 11 |
| 重量 | 約920g | 約854g |
特にOLEDディスプレイの採用と32GBメモリ対応は、ハンドヘルドゲーミングPCとして大きな進化ポイントといえる。
Lenovo Legion Go Gen 2のメリット
- 圧倒的に美しいOLEDディスプレイ
有機ELパネルの採用により黒の表現が非常に深く、HDR 1000 True Black対応によってゲーム映像の没入感が大きく向上している。VRR(可変リフレッシュレート)にも対応しており、画面のカクつきも軽減される。 - バッテリー駆動時間の大幅改善
74Whrの大容量バッテリーを搭載し、前モデルの49.2Whrから約50%増加している。ハンドヘルドPCの弱点だった駆動時間が大きく改善された。 - 32GBメモリでAAAゲームも安定
最近のゲームではVRAMと共有するシステムメモリ容量が重要である。32GBメモリを搭載することで、重量級ゲームでも安定した動作が期待できる。 - 改良された操作性
背面ボタンの配置が見直され、誤操作が減少している。また電源ボタンには**指紋認証センサー**が搭載されており、Windowsへのログインもスムーズである。
Lenovo Legion Go Gen 2のデメリット
- 本体重量がさらに増加
バッテリー容量の増加により、重量は約920gになった。携帯性や長時間の手持ちプレイではやや負担になる可能性がある。 - 解像度は1600pから1200pへ変更
前モデルの2560×1600から1920×1200へと解像度は下がっている。ただし8.8インチサイズでは1200pでも十分に高精細であり、GPU負荷やバッテリー消費を抑えるメリットがある。 - 価格が高い
ハイエンド仕様のため、価格は前モデルより高くなる傾向があり、**10万円台後半〜20万円前後**になる可能性がある。
性能レビュー|Ryzen Z2 Extremeの実力
Lenovo Legion Go Gen 2に搭載されるRyzen Z2 Extremeは、単純な性能向上よりも電力効率と安定性の改善が特徴のプロセッサーである。
長時間のゲームプレイでも発熱による性能低下(サーマルスロットリング)が起こりにくく、フレームレートが安定しやすい。
また、新しい冷却システム「Coldfront」により、前モデルと比べて風量が約45%向上しており、高負荷ゲームでも安定したパフォーマンスを維持できる。
FPSモードなど独自機能
Lenovo Legion Goシリーズの特徴であるFPSモードも継続搭載されている。
右コントローラーを取り外してスタンドに立てることで、マウスのように操作できるプレイスタイルが可能になる。
また、格闘ゲーム向けに設計されたピボット式Dパッドも引き続き採用されており、操作性の高さが評価されている。
Lenovo Legion Go Gen 2がおすすめのユーザー
- 大画面でゲームを楽しみたい人
8.8インチOLEDはハンドヘルドPCの中でも最大クラスの画面サイズである。 - 外部モニターなしでゲームをプレイしたい人
高解像度ディスプレイと高性能GPUにより、本体だけでも快適なゲーム体験が可能である。 - AAAタイトルを安定してプレイしたい人
32GBメモリと強力な冷却性能により、重いゲームでも安定した動作が期待できる。
よくある質問(FAQ)
- Q. 前モデルのコントローラーは使える?
基本的な着脱構造は共通しているが、Gen 2ではグリップ形状が改良されているため、フィット感に違いが出る可能性がある。 - Q. 解像度が下がったのは劣化ではないのか?
8.8インチでは1600pはややオーバースペックで、バッテリー消費も大きいという課題があった。1200pのOLEDは発色・コントラストに優れており、多くのレビューでは実用性が向上したと評価されている。 - Q. Legion Go Sとの違いは?
Legion Go Sは廉価モデルであり、コントローラーは分離できず、ディスプレイはIPS液晶を採用している。全体的なスペックもGen 2より控えめである。

