LAVIE Tab T10 PC-T1055KAS レビュー デメリット NEC 10.1型 タブレット メリット スペック 仕様 性能 情報。
LAVIE Tab T10 PC-T1055KAS レビュー
NEC LAVIE Tab T10 PC-T1055KASは、2025年春モデルとして発売された10.1型Androidタブレット。入門機として最適なスタンダードモデルと位置づけられている。初心者におすすめのタブレットだが、ベテランユーザーにもセカンドデバイスとしては十分なスペック構成となっている。
スペック・仕様
- OS: Android 14
- CPU: MediaTek Helio G85 (8コア)
- メモリ: 4GB LPDDR4X
- ストレージ: 128GB eMMC (microSDカードで最大1TBまで拡張可能)
- ディスプレイ: 約10.1型ワイドLED 広視野角液晶 (1920×1200ドット、輝度400nits、TUV Rheinland 低ブルーライト認証取得)
- カメラ:
- 前面: 約500万画素 (固定フォーカス、顔認証対応)
- 背面: 約800万画素 (オートフォーカス)
- 無線LAN: IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠 (Wi-Fi 5)
- Bluetooth: Bluetooth 5.3
- バッテリー: 5100mAh
- 駆動時間: 約10.5時間 (Web閲覧時)
- 充電時間: 約110分
- インターフェース:
- USB 2.0 Type-C ×1 (OTG対応、充電兼用)
- ヘッドフォンステレオ出力・マイク入力共用ミニジャック ×1
- センサー: GPS、加速度センサー、光センサー、Hallセンサー
- オーディオ: ステレオスピーカー (2か所、Dolby Atmos対応)
- 防塵・防滴: IP52 (防塵IP5X、防滴IPX2)
- 本体サイズ: 235.7 (幅) × 154.5 (高さ) × 7.6 (奥行) mm
- 質量: 約430g
- カラー: ルナグレー
性能
MediaTek Helio G85 と 4GB メモリを搭載しており、日常的なWeb閲覧、動画視聴、軽いゲーム、電子書籍などの用途であれば十分に快適に動作する。特に高画質な動画コンテンツも Dolby Atmos 対応のステレオスピーカーとWidevine L1 対応により、高音質・高画質で楽しめる。最新のAndroid 14 をプリインストールしている点も特徴となる。
メリット
- 高精細なディスプレイ: 1920×1200ドットの10.1型広視野角液晶は、写真や動画を美しく表示し、斜めから見ても見やすい。TUV Rheinland の低ブルーライト認証も取得しており、目に優しい設計だ。
- 高音質: Dolby Atmos 対応のステレオスピーカーにより、臨場感あふれるサウンドが楽しめる。
- 大容量ストレージと拡張性: 128GBの内蔵ストレージに加え、最大1TBのmicroSDカードに対応しており、多くのデータ保存が可能だ。
- 防塵・防滴対応: IP52の防塵・防滴に対応しており、日常使いでの多少の水濡れや埃から保護される。
- 便利な機能: GPS搭載で位置情報を利用したゲームなども楽しめる。また、充電中に写真や時計を表示できる「スタンバイモード」も新搭載されている。
- コストパフォーマンス: 入門機として手頃な価格帯で、基本的な機能をしっかり押さえているため、コストパフォーマンスが良いという評価が見られる。
- 操作性: 初期のセットアップが簡単で、操作性も良いという声がある。特に高齢者にも使いやすいとのレビューが見られる。
デメリット
- 処理速度: 最新のハイエンドモデルと比較すると、処理速度は控えめだ。重い処理やグラフィックを多用するゲームなどでは、動作が遅く感じられる可能性がある。
- バッテリーの持ち: レビューによっては、バッテリーの持ちが「あんまり良くない」という意見も散見される。使用状況によってバッテリー消費は異なるが、気になる場合は設定やアプリの最適化が必要かもしれない。
- 重量: 10.1型タブレットとしては平均的な重さだが、iPadなどと比較すると「やや重たい」と感じる人もいるようだ。
- 余計なプリインストールアプリ: 一部のユーザーからは、不要なアプリがプリインストールされており、アンインストールできない点が不便という声もある。
- 音飛び: 一部の環境で、音飛びが発生するという報告もある。
まとめ
LAVIE Tab T10 PC-T1055KAS は、美しいディスプレイと Dolby Atmos による高音質で、動画視聴や電子書籍、Web 閲覧などを快適に楽しみたいユーザーにおすすめのタブレット。GPS や防塵・防滴にも対応し、日常使いでの利便性も高くなっている。最新のゲームを快適にプレイしたい方や、非常に高い処理性能を求める方には物足りないかもしれないが、価格を抑えつつ基本的な機能をバランス良く備えた、コストパフォーマンスの高いエントリーモデルと言えるだろう。